HMVジャパン CD DVD 音楽 書籍 ゲーム
Site Contents CD Review 2020

Black Music Home

Black Music
Album Best 50

2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998

CD Review
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998

CD Search(beta)

Reggae & Jazz

Live Shot

Hip-Hop Magazine Review

Webmaster's Blog

CD online shop list

planet.KY home



 
Future / High Off Life
[Future / HIgh Off Life] 働き者で知られるFutureの1年ぶり8作目。ヒットシングル⑰よりタイトル名変更でのリリースとなった。その⑰にさらにゲストが上乗せされたRemix㉑もリストに載っている。お馴染みのProducerに、主にサウスからの客演陣を迎え、手堅いアルバムに仕上がっている。サウンド的な冒険は無く、バラエティさも薄目だが、ビートのクオリティは高く、Trapとしては熟成の境地に達しているのではないか。ゆったりとしたTrackに唄うようなRapや哀愁を帯びたメロディの曲が多数を占め、地味に効いてくる作品である。
Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad / Jazz Is Dead 001
[Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad / Jazz Is Dead 001] Ali Shaheed MuhammadとAdrian Youngeのよるレーベルによるシリーズ作、Jazz Is Daedの第一弾。2020/10現在、たて続けに003までリリースされている。過激なタイトルではあるが、内容は100% Jazz。エレキギターやエレピが使われており、ラテン/ファンクフレーバーな曲も多く、バップやモードの後の70年代あたりを彷彿させる。お馴染みRoy Ayersをはじめとする、著名なGuestが曲ごとに参加しており、Vocal曲も2曲あって、Jazzとしては聴きやすい気がする。
Kehlani / It Was Good Until It Wasn't
[Kehlani / It Was Good Until It Wasn't] Mixtape扱いだった前作を除くと、3年ぶりとなるKehlaniの2作目。十分なPromotionもできない状況ず、リリースも延期されたが、R&Bチャート1位と好調なアクションを示している。YGとの破局や自身の出産、 Lexii Alijai, Mac Miller, Chynnaら友人の死、それにコロナ禍と、短期間での怒涛の体験を反映した作品であり、タイトルも、そんな心情を現わしているようだ。また、CDジャケットもWith コロナでの暮らしを表現している。中身のほうだが、ミディアム~スロー中心で、アンニョイでダークなところもあり、1stとは大分違った趣となる。サウンドは、エレクトロを適宜、取り入れたいまどきのR&Bで、Jhené Aiko, Lucky Daye, James Blakeなど、これもいまどきのGuestを迎え、アクセントとつけている。
Moses Sumney / græ
[Moses Sumney / græ] Moses Sumneyの3年ぶり2作目。外部の助けを得つつ、今回も自身がSong Writing, Produceを行っている。12曲まで配信でPart1として先行リリースされ、Part2の8曲足してフィジカルでのリリースとなった結果、20曲65分の大作になっている。Greynessをコンセプトにしており、アルバムとしての統一感は高く、前作同様、耽美的、官能的、内省的で静謐な印象を受ける。アップ、ミディアム少な目でスローが中心であり、癒されるような曲もあるが、特に前半は緊張感が伝わってくるような曲が多い。高音のファルセットは幻想的で、中間音は生身の人間ぽくと、Vocalもいろいろな表現をとっている。美意識過剰かなとも思うが、流石の説得力だとも思う。
Mac Miller / Circles
[Mac Miller / Circles] 2018年9月に他界したMac Millerの遺作集。前作Swimmingと合わせてレコーディングされていた曲を、Jon Brionが引きついてアルバムとして完成させたとのこと。もはやHip-Hop色はほとんどなく、Rapもほぼ無しで唄のみであり、Singer, Song Writerの作品と言ってよい。メローで、メロディアスで、メランコリックな作風のゆったりとした曲ばかりだが、何といってもメロディがキャッチーで美しいものばかりで、こっち方面の才能が本当に豊かだったのだと、気付かされる。唄のほうは相変わらずのよれ具合で味がある域まで達している。生前にどこまで完成されていいたかは判らないが、Jon Brionが暖かみのある心地よい作品に仕上げている。
J Hus / Big Conspiracy
[J Hus / Big Conspiracy] UKラッパー、J Husの3年ぶり2作目。前作の路線を継続していて、Raggae, Afro, JazzにGrime, TrapなどBlack Musicを幅広く取り入れたようなサウンドであり、最近では、こんな作風がAfro Swingとも呼ばれているようだ。前作同様Jae5を中心としたProduceによる奇をてらわないオーソドックスなTrackが多いが、シリアスな中でもBurna Boy, Koffee, Ella Maiなど幅広いジャンルからのGuest参加もあって、飽きさせない作りになっている。また、軽快な印象の曲も少なくなく、太目の声による唄うようなRapもそのままである。
Rina Sawayama / Sawayama
[Rina Sawayama / Sawayama] 新潟生まれでLondon育ち、Rina Sawayamaのデビューアルバム。シンガーだけでもモデルとしても活躍している。また、国籍は日本なため、Mercury AwardやBrit Awardにノミネートされなかったことが話題にもなっている。ジャンル的にはNu-MetalとHip-Hopの融合として捉えられているようだが、これにElectric Popなところも加わり、Lady Gagaが唄っていてもおかしくないような曲も多数ある。宇多田ヒカルや椎名林檎を聴いていたとのことで、特に前者の影響も感じられる。前半は激しく、後半はChoir使いの曲など、ややゆったりめの構成となっている。歌詞、SE、言葉遊び、タイトルなどで部分的に日本語も現れるが、サウンド面で和なところは無い。Lyricは出自や家族など自己のアイデンティティに関わるものやポリティカルなものもあって、社会や環境への怒りみたいなものも感じられる。
Thundercat / It Is What It Is
[Thundercat / It Is What It Is] 前作がマルチジャンルで高い評価を受けたThindercatの3年ぶり4作目。今回はほぼ全曲、Flying Lotusとの共同Produceとなっている。前作に比べると曲と唄に比重が置かれているようで、楽器中心のSoul, Jazz, Funk, Rockを取り混ぜたTrackがベースとなっている。もちろん、Thundercatの超絶技巧のBaseも局所で聴くことができる。逆にあまり難解でトリッキーなところは無く、Popになっている気がする。ミディアム中心にアップ、スローと使い分けており、Thundercatがファルセット多用な唄を全編で披露している。
Jhené Aiko / Chilombo
[Jhené Aiko / Chilombo] Jhené Aikoの3年ぶりの3作目。10代半ばから活動をはじめ、現在(2020年)32歳になるので、経歴は長く、ここ数年でメジャーな存在になりつつある。お母さんが日系人とのことで、名前やお顔からは日本的なものを感じるが、音楽に和風なものは含まれていない。またハワイ島で制作され、CDジャケットもハワイで撮影されているようだが、現地の音楽を取り入れてるわけではない。FisticuffsとLejkeysの作り出すサウンドは、静謐で揺蕩うようなものが多く、ナチュラルで幻想的。抑え気味で語り掛けるように唄うVocalとの相性が良い。なお、声質はAriana Grandeに似ている。(ただし、こちらが先輩)。4年前にDuo作をリリースしたEx彼氏のBig DeanをGuestに迎えたことも話題になっている。
The Weeknd / After Hours
[The Weeknd / After Hours] The Weekndの、前作のEPをはさんで、3年半ぶりのアルバム。今の世相にマッチしたのか、チャート1位を獲得している。ちょっと猟奇的なジャケットであるが、トーンはメランコリックで耽美的/官能的な感じで、愛と孤独を唄っている。Max Martin, Oscar Holter, Metro Boomin, OPNなどに入れ替わった制作陣によるTrackは、エレクトリックなR&B / Popで、凝ったアレンジの曲がアップからスローまでバランス良く配置されている。メロディアスで切ない印象の曲が多く、ハイトーンの歌唱も相俟って、胸に訴えかけてくるところもある。
Lil Uzi Vert / Eternal Atake
[Lil Uzi Vert / Eternal Atake] Lil Uzi Vertの2作目。前作同様、チャート1位を獲得している。Guest多数のMixtape集を含んだ2枚組Deluxe盤もあるが、レビュー対象はオリジナルのほうにした。とはいえ、18曲65分の大作でもある。メインProducerは同じ地元、フィリーのProducer集団、Working On Dyingより、Brandon Finessinに変わったが、哀愁感のあるTrackに唄うようなRapの組み合わせは前作同様。ただ、Trackもフローも力強さが増し、芯が太くなっていて、逆に不穏な雰囲気はやや薄れた気がする。良い意味で普通っぽくなったというか。Lyricのほうは金、女、自分自慢中心で、こちらは相変わらずだ。
D Smoke / Black Habits
[D Smoke / Black Habits] LAX近くのInglewood出身、Netflixのオーディション番組、Rhythm & Flowで初代ウイナー、D SMokeのアルバム。Discography的には2006年デビューであり、高校教師をしつつ、音楽活動を行ってきた異色の経歴を持つ。既に34歳ということで、落ち着いた印象の作品になってる。本人がほとんどPeoduceしたというTrackは、ゆったりとした抑えた感じで、浮遊感のあるオーガニックなものが多く、Jill Scott, Ari Lennox, 実の兄弟であるSir, Davion FarrisといったSingerをGuestに迎えた曲も多数なので、馴染みやすい。本人のRapも落ち着いており、唄うようなフローも披露している。ただ、Lyricのほうは、黒人としての経験や、暮らしを表現しており、Conciousな一面も魅せている。
Childish Gambino / 3.15.20
[Childish Gambino / 3.15.20] 前作でGrammyを受賞し、メジャー入りしたChildish Gambinoの4作目。タイトルの2020年3月15日に自身のhttps://donaldgloverpresents.com/で一瞬だけアップされ、一週間後にデジタルでリリースされた。曲名がほぼ、その曲の開始時間であったり、1曲目は"we are"を繰り返す不穏な曲だったりと、入りは面食らうことになる。その後は、ファンク基調に、Pop、ハウス、Princeっぽい曲など様々。全体としてはエクスペリメンタルなトーンで統一されている。Lyricのほうは、なかなかシリアスで分断化された世の中や、社会問題などを取り上げ、昨今のCovid-19やBLM運動に呼応したような内容になっている。公言通りにこれがラストアルバムになるのであろうか?
Peter Cottontale / Catch
[Peter Cottontale / Catch] Chance The Rapperも所属する5人組みバンド、The Social Experimentのkb担当、Peter Cottontaleの初ソロアルバム。Song WritingやProduceも行っている。ChanceやSZA, Jamila Woodsの諸作での参加でも知られている人だが、シカゴ人脈に加えて、Kirk Franklin, Rex Orange County, PJ Morton, Alan ParsonsまでGuest参加している。内容はというと、これはGospel Albumで、Choirも参加した本格的なものや、ノリの良いFunkなTrack, Brassが気持ち良いTrack、ゆったりとしたメローなTrackなど曲風は様々。ChanceによるRapや、Autotuneを取り入れてるところが現代的なところ。本人の温かみのあるVocalも聴きどころになっている。
Raul Midon / The Mirror
[Raul Midon / The Mirror] 盲目のSinger / SOngriter, Raul Midonの11枚目のアルバム。50歳を越えるベテランだが、いまだにコンスタントにアルバムリリースしているのは流石。p, g,dsベースのアコースティックなバンドサウンドにミディアム-スローなトラックが中心となる。そこにRaulが落ち着いたトーンで静かに唄ういあげている。ただ、歌声はまだまだ若いと思う。ボサノバ、Jazzや、Spoken Wordなどちょっとした変化もあり、楽しめる作品、Jazz系のGuest Musizianも目立ち過ぎず。Raulを盛り立てている。
Camila Cabello / Romance
[Camila Cabello / Romance] デビュー作で注目を集めたCamila Cabelloの約2年ぶりの2作目。前作からの勢いを維持したLatin Pop作になっている。アップ、ミディアム、スローがバランス良く配置され、万人受けする出来上がりだが、特に恋人と噂されるShaen Mendesとの哀愁デュエット作などが注目される。本人が手がけたLyricは自らの経験にもとづいていて、アルバムタイトルのように恋愛物中心。これをCamilaがときにはキュートに甘く、ときにははすっぱに唄い分けている。
 
 
  Email: info@planetKY.com
Copyright © 1998-2020 planet.KY. All rights reserved.