Black Music Album Review by planet.ky
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特大ヒットとなった前作SOSのデラックス盤2枚組。そのSOSでは100曲以上、レコーディングしたとのことで、そこから19曲を集めたのが一枚目で、二枚目はSOSが丸ごと収まっている。但し、残り物感は全くなく、一曲一曲のクオリティは高く、統一感はSOSより高い気もする。
全体的にSZAらしい、穏やかで柔らかい曲や、懐かしい感じのするメロディアスな曲で占められており、一層の癒しを感じることができる。SZAのナチュラルな歌唱と一体化している。
良曲ばかりであるが、③での盟友Kendrick Lamarとの掛け合いなんか、特に素晴らしい。
Playboi Cartiの5年ぶりのアルバムは30曲、77分弱の大作となった。(しかも直後に4曲追加されたバージョンもリリースされている)。これだけの曲数になると、まとまりを求めることはできないが、やや散漫なところも個性と言えそう。
Trapベースにゆるめのトラックに、さまざまなスタイルで、思いついたことを吐き出すようなフローを繰り出している。親友のLil Uzi Vertに加え、Kendrick Lamar, Travis Scottという大物ゲストを招いているが、あくまでも脇役に押しとどめている。
サウンドのほうは、音響的であったり、インダストリアル色が強かったりするのが特徴的だ。
Maryland州生まれで、Virginiaをベースに活動するRapper, McKinley Dixonの5th アルバム。黒人作家Toni Morissonの作品にインスパイアされた3部作の締めくくりとなり、少年が失踪した友人を探すというコンセプトに基づいている。
サウンドはホーンやストリングスまではいった本格的な生音Jazz Bandをベースにしており、その重厚さに最初から最後まで圧倒される。しかも、小洒落たJazzではなく、躍動感のあるカッコいいJazzである。Hip-Hopっぽい曲やRockっぽい曲もあり、最後まで一気に聴きとおすことができる。
McKinleyのRapもいろいろなスタイルを駆使して、ストーリーテラーっぶりを発揮している。
Zambia出身でカナダで活動するRapper, Backxwashの2025年最新作。現在、34歳だが、デビューは2018年とやや遅目。
Transgenderな人(今は女性)ではあるが、Rapは、かなり力強く男っぽさが残っている。そして、とにかく切実さが押し寄せてくる感じ。
自身が全曲ProduceするTrackはとにかくヘビーでロックっぽいところやエクスペリメンタルところもある。
Lyricは内省的で社会への怒りを感じさせるコンシャスなものになっている。
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