Black Music Album Review by planet.ky
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Camila Cabelloの約3年ぶりの3作目。ロックダウン中の制作となるが、家族や自身を見つめなおすことが多く、このようなタイトルの作品につながったとのこと。なので、メキシコ系キューバ人としてのアイデンティティが今まで以上に投影されたラテン色の濃い作品になっている。
フラメンゴやキューバ音楽など、様々なラテン要素がとりいれられているようで、曲調もPopで明るいものから哀愁を帯びたスローまでと様々。スペイン語の曲も3曲ほどある。Camilaのキュートで甘い声が心地よい。
2024秋にリリースされた大ヴェテラン LL Cool Jのなんと11年ぶりの新作。こちらもヴェテランであるQ-Tipがほぼ全曲Produceしている。
ゲストとしてSnoop, Eminem, Nas, Busta RhymesにRick Rossと大物が脇を固めており、ブランクを感じさせない良質なHip-Hop作品となっている。サンプリング中心のTrackはオーソドックスでありつつ、古臭い感じは無いが、この辺はQ-Tipの功績が大きい。
LL Cool Jのラップも力強く、二人の相性はかなり良さそう。メローな⑥ではSaweetieが唄とRapで華を添えている。
2024年夏にリリースされたRapsodyの5年振り4作目。⑨でついにグラミーを受賞している。
5年という不在感を埋めるように22曲の大作になっているが、各曲が短めで、押しの強い曲は少ないので、ゆったりと聴けると思う。
BLK ODYSSY, S1, Eric G, Major Sevenなど中堅の制作陣が、ストレートなHip-Hopを中心に, Reggae, スローなR&Bなど様々な曲調のTrackを提供している。
アルバムを通して、Rapsody自身の内面に問いかけた自己探求と回顧を経て、自信を取り戻すといたストーリーが根底に流れていて、その始まりとして②は本人の1st nameを曲名にしており、後半にかけて癒しを感じさせる曲も並んでいる。
ベテランの域に達している人であるが、フローのスキルだけでなく、リリシストとしての一面が強く押し出されたアルバムになっている。
UK中部のBradford出身のSinger, Producer、Nia Archivesの2024年夏のデビューアルバム。ジャマイカ移民3世であり、子供のころから、Reggae、Hip-Hop, Jungleなどに親しんでいたとのことで、2020年代にはいって本格的音楽活動を開始し、EPをいくつかリリース後、比較的早くメジャーからのアルバムリリースに至っている。
本人も言っているように、JungleとBrit Popの融合がコンセプトとなっているアルバムで、Popで明るいのが何よりの特徴となっている。メロディも馴染みやすく、広く受け入れられそう。
VocalはErykah Baduっぽいところがあって、柔らい印象を受ける。Writing,とProduceがほぼNiaとEthan P Flynnだけなので、全体的に単調なところはあるが、ノリを楽しむだけで十分な作品になってると思う。
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