Black Music Album Review by planet.ky
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EPを挟んで3年ぶりとなるLittle Simzの6作目。盟友だったはずのInfloとは金銭トラブル(かなりの額を踏み倒されて裁判になっている。)もあって袂を別ち、新たに、そこまで著名ではないMiles Clinton JameをProducerに迎えているが、これが良い方向に働いている。
そのInfloの件を唄った①(タイトルはThief)など怒りを表現した曲もあるが、後半にかけて穏やかな曲が多めになっている。全体的にTrackは楽器メインであり、密室性の高かった今までと比べ、ナチュラルでプリミティブになっているのも特徴で、Jazz,、Afro、Latinを取り入れた曲が並んでいる。
Guestも多めになっており、身近なところでのMichael Kiwanuka, Yussef Dayes, Samphaに加え、Obongjayar, Miraa May, Moonchild Sanellyなどのアフリカ勢もぴったりとはまっている。
アルバムタイトルのLotusに再生と成長の象徴の意味を込めているとのことだが、まさにその通りの作品に仕上がっていると思う。
Michael Kiwanukaの5年振り、4作目。引き続き、全曲、Danger MouseとInfloによるプロデュースとなり、ミディアム~スローのフォーキーなソウル、ロックが展開されている。
懐かしい感じのメロディに、アラファーになったMichaelの落ち着いて滋味を増したVocalが、とても馴染んでいる。
Trackはシンプルなバンド構成でありながら、丹念に作られており、特にギターが主張しすぎず、存在感を示しており、⑧などはインスト曲になっている。
前作がMixtape扱いだったので、オリジナルアルバムとしては6年ぶりとなるFKA Twigsの3作目。タイトルのEUSEXUAは多幸感を意味するEuphoriaにsexを混ぜ合わせた彼女による造語だそうで、アルバムノートに辞書風な記述があり、冒頭には”存在の状態:アート、音楽、セックス、そして結束によって往々に呼び起される瞬間的な超越の感覚”とある。
そんなタイトルにあるような解放感を印象付けるアルバムになっている。KorelessがメインでProduceしており、UKガラージ、ベースライン、テクノなどを取り入れたダンサブルでアンビエントなTrackが並ぶ。
なお、享楽的な⑧ではKanye WestのNorthが日本語でラップしている。FKA Twigsはソフトで、かつ、ときに官能的な唄声を聴かせてくれている。
The Weekndの3年ぶりのアルバム。“After Hours”, “DAWN FM”につづく3部作のラストとなる。当レビューでは1st press盤をとりあげているが、この後22曲のComplete盤もリリースされている。
全体的にはメランコリックでダークなトーンになっており、Weekndの高音で艶のある唄声を聴かせる曲が並んでいる。エレクトリックなTrackがほとんどで、アップ〰ミディアム〰スローとバランス良く配されている。
ブラジルっぽい③やMetro Boominが参加したTrap②などもあるが、統一感は高く、このへんはMike Deanの手腕によるものであろう。同じく完成度も突き詰めてきたようで、The Weekndとしての作品はこれだ最後という話もあり、次の展開が楽しみでもある。
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