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新R&B入門 / 著者 林剛, 荘治虫

Book Review

新R&B入門

ディアンジェロでつながるソウル・ディスク・ガイド 1995-2015

newrandbprimer

著者

林剛, 荘治虫


出版社

スペースシャワーブックス


ページ数 / サイズ

163ページ / 13 x 1.2 x 18.3 cm


発売日

2015/8/1


定価

1600円(税抜き)

- マーヴィン・ゲイ、プリンスほかディアンジェロが影響を受けたアーティストの系譜ごとに章分けし、ディアンジェロがすきならこれ聴け!な新定番R&Bを200枚強選盤。 -

3種シリーズのR&Bのディスクガイドのうちの1冊。↑の帯書き(キャッチコピー)にあるように、 ディアンジェロが影響を受けたであろうアーティスト(マーヴィン・ゲイ、プリンスからチャカ・カーン、マイルス・デイヴィスまで21人・グループ)を10に類別して章立てし、その系譜にあるアーティストのディスクをとりあげている。 言ってしまえば、音楽的志向においてディアンジェロの2親等以内ということになるので、ネオソウル、オーガニックソウル、ニュークラシックソウル、ジャズ寄りのソウルあたりのアルバムが多くなる。 索引での登場数を見ると、Angie Stone, Anrhony Hamilton, Erykah Badu, Quest Love, James Poyser, Jill Scott, Danny Hathawa, Bilal, Prince, Raphael Saadiq, The Rootsあたりが 多いので、なんとなく、どの辺りか判ると思う。 また、ディアンジェロを起点としているので、若干、男性Vocalが多めだが、後半で女性Vocalもしっかりカバーしていて、 もちろん、冒頭ではディアンジェロが特集されており、彼に関するコラムも3つほど掲載されている。
内容的には、著者が2人のみなので、ディスク選出において寄せ集め感が無く、章ごとのまとまりも良くて、メッセージの一貫性もあるので、安心感がある。 小振りな本であるが、1ページ当たりで紹介しているディスクが2枚のみなので、他のディスクガイドに比べると、記述量が多く濃密で、より深い知識が得られる。 その分、200枚強と数は少ないのはいたしかたないところだが、ジャンルが絞られているので、かえって必要十分な気もする。