Black Music Album Review by planet.ky
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Washington生まれでLAを拠点に活動するProducer, Writer, SingerであるDijonの2ndアルバム。2010年代中盤より活動を始め、既に33歳であるが、今年(2025)、当アルバムで大ブレイクを果たし、Grammyでは当作とJustin BieberへのProduceでProducer Of The Yearにノミネートされている。
まずノイジーでカオスなTrackに、シャウト気味で擦れているうえにエフェクトを効かせたボーカルが特徴的。メロディ自体はPopでメロディアスなものが多く、Track次第では全然違ったアルバムになったのだろうと想像する。
ただ、当作での予測不能性と、くぐもった全体感を伴った違和感が耳を引き付けることは間違いない。Princeを彷彿させるところもあり、当面の間、目が離せなさそうだ。
今年(2025年),86歳になったMavis Staplesのオリジナルとしては6年振りとなるアルバム。オリジナルの④以外は、カバー曲で構成される。アメリカ国民としての自身の生き方や教訓に照らし合わせたような選曲であり、Tom Waits, Curtis MayfieldにFrank Oceanなど新旧様々である。
バンド編成によるTrackはスロー曲が多く、ところどころのブラスが暖かみを加えている。Mavisの唄は往時の声の張りは期待できないが、60年以上唄い続けてきた人しか出せない優しさと癒しで現代人を包んでくれる、そんな染みるアルバムである。
Blood Orangeのオリジナルアルバムとしては7年ぶりとなる5作目。2023年に母を失った喪失感と幼少期を過ごしたUKのEssexをモチーフにしており、スローかつ静謐で切ない曲が続く。
TrackもBlack Musicっぽいところはあまり無く、かつてないほどUKらしい印象だが、ドラムンベース、Jazz、R&Bなどの要素も感じられる。Pianoやアコースティックギターなど生楽器が茫洋としたサウンドの印象を決めているが、ところどころで奏でられるチェロによって物悲しさが押し寄せてくる。これに美しいメロディと柔らかいVocal、ゲストによるコーラスが加わり、よりエモーショナルな作品へと昇華している。
最後の⑭では克服していこうという意思が感じられ、次へとつながっていくのだと思う。
Pusha T(弟)、Malice(兄)による兄弟Duoのなんと19年ぶりの3rdアルバム。Def Jamによる②でのKendrick LamarのLyricに検閲を嫌って自主制作によるリリースとなっている。
二人の地元仲間Pharrellが全曲Produceし、相性の良さを示しているが、残念なことにChadは裁判の関係ではずれている。Trackは比較的シンプルでドラム、ベースを効かしたものが多く、Hip-Hopとしてのコアをはずしていないが、バラエティさには富んでいる。多くの曲でキャッチーなVocalが加わって、急にカラフルになるのはPharrellの真骨頂と言えそう。
ゲストも豪華で前出のKendrickに加え、兄弟が母を失ったことを唄う①でのJohn LegendやThe-Dream, Nas, Tyler, The Cretor(自分が購入したCDでは除外されていた。)など豪華で、①ではStevie Wonderによるモノローグも聴ける。
36分強のアルバムによくぞここまで詰め込めたといえる濃厚なアルバムになっている。
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